“Learn 250 Business English Conversation Dialogues in 2 Hours“
URL: https://youtu.be/N-b1LDlJinI?si=cT8m6hMEUauVf6fg
英文が2回ずつ流れるシンプルな動画ですが、良質なビジネス表現が満載です。動画を聴きながら必ずシャドーイングをして、TOEIC以外でもきちんと使えるようにしておくと英語力が上がります。
ビジネスシーンで使えるとネイティブっぽいなと私が個人的に思う洗練表現を抜粋して解説します。2時間ある長い動画なので、いくつかに分けて解説していきます。
TOEIC満点を取るためには、日本語に直さず、英語で直接理解できる訓練が必要なので、日本訳は載せません。それでは、いってみましょう!
解説

Do we need to order more office supply?

I think we’re running low on papers.
*run low: ~が欠乏する (コピー紙が足りないときに使えますね!)

Have you seen our new product?

Yes, I have. It looks promising.
*Promising: 有望な(「いい感じですね!」と成功しそうなものに使える形容詞)

Are we on track for the project deadline?

Yes, we’re ahead of schedule.
*on track for ~: (ビジネスで)〜に向かって順調に進んでいる。
cf1 . We’re on track with most tasks. (with以下は順調である)
cf2. I’m on track to graduate in 2025. (to doすることに進んでいる、to doする予定です)
*ahead of scheduleは個人的に使いたい洗練表現。

What do you think of the new marketing strategy?

It looks innovative and bold.
*bold: showing a willingness to take risks; confident and courageousと英英辞書にあるように、リスクを取りながら勇敢に「ガッツリ攻めてるよね」という褒め言葉。

Are you familiar with the company’s social media policy?

Somewhat, but I could use a refresher.

Let’s review it together to ensure compliance.

That’s a good idea, let’s do that!
*Refresher: 復習用の素材
会社で’refresher’と言うと、’refresher course‘が思い浮かびます。既に業務に従事している従業員に対して、定期的に方針やルールについて動画配信などで学習する機会をもうけて「おさらい」をさせるものです。または、’refresher on...’というメールがきて、もうご存知かと思いますが忘れているかもしれないので「…についてのおさらい」としてルール徹底をはかるための通知がくることもあります。上でLeonardoが「コンプライアンスを確認するために一緒にそれ(refresher)をおさらいしましょう」と言っているは、印刷物か何かでrefresherが用意されている会社なのかな、と予測できます。

Do we have statistics on the impact of our office recycling initiative?
※便宜上、原文変更

Not yet, but they’re compiling the data.
*compile the data: データ収集する
データを集めるのをgatherやcollectで表現するのではなく、データを集めてエクセルで編集する意味まで含むcompileを使う方がビジネスっぽいです。

Is it just me or is the office too noisy today?

It is a bit loud.

Can we ask everyone to keep it down?

Sure, I’ll send a gentle reminder.
*Is it just me or…: 私だけが…と思っているのかもしれないけど
英語は日本語に比べると直接的な表現が好まれる言語ですが、コミュニケーションの際にはワンクッションを入れることが多いです。議論をしている人々をみると、’Yes, but…’と返しています。一度受け止めてから反論することが大人な表現です。Is it just me or…は、相手はどうかな?という視点を含みながら同意を求める大人な自己主張の表現です。イギリスでもよく聞いた表現です。
*keep it down: 静かにする。 例えば、Excuse me, could you keep it down a little please?と言えば、見知らぬ人にも丁寧に静かにしてほしいとお願いできる表現です。
*gentle reminder: 返事が来ない相手へのリマインドメールのタイトルに’gentle reminder’と書いてあるのをよく見かけます。

There’s a recap email. Did you see it?

Not yet, I’ll check my inbox.
*recap=recapitulation; a summary of what has been said. 要約。
recapは名詞・動詞ともに使えてビジネス以外でも頻出。

Should we plan a team outing?

Yes, that would be great for morale.
*team outing: チームで外出・遠足をすること
*morale: 意欲、士気 cf. moral: 道徳、倫理 →moraleは後ろにアクセント<モゥロール>・moralは前にアクセント<モゥロル>で聞き分ける
生産性の高い強いチーム作り(team building)は、米国系企業では重視されていてジンも経験しました。でも日本に土着化した米国系企業で働くジンのパートナーは、チーム作りの概念はそこまで浸透していないと言っています。日本では同調圧力が強いのでチームに馴染もうと個々人が自然とやっていてチームビルドの必要性がないのかもしれませんね。でも、日本のチームはリーダーが米国企業と比べると弱い傾向にあるので(ゴマスリ能力だけが突出して高い上司が日本企業には目立つかも)、リーダーの360度評価を日本企業は取り入れると良いのではないかと思っています。TOEICでは必要ありませんが、上級英語を目指す方は日頃から自分の意見を持つようにして英語で言えるようにしてみてください。ちなみに、ゴマスリ上司を英語で言うならsycophant[ˈsɪk.ə.fænt]やHe/She always flatters bosses, but looks down on colleagues and subordinates.などの表現を英検なら使うかな。。。
長くなってしまったので、本日はここまでにします。See you soon!
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